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子供に毎日ピアノを練習させる唯一の方法

ピアノは毎日練習しないと上達できない楽器である。にも関わらず、ほとんどのピアノ教室では、毎日きちんと練習する生徒さんは全体の1〜2割にしかすぎないのではなかろうか。また、毎日練習することの重要性、習慣づけることの大変さが分からずに、ただ子供がピアノを習いたい、という理由だけでピアノを始める方が多い。

 

当然、子供は毎日練習することの重要性などは理解できないので、それを教えるのが親御さんの仕事になる。

 

理想は、小学校上がる前にピアノを始めて、最初から毎日練習させることである。小学校前のお子さんなら、まだ親の言うことを聞いてくれるし、毎日歯磨きをすることと同じように、ピアノも毎日練習するものだ、という意識づけをさせやすい。

 

しかし、小学校へ上がってからピアノを習い始める場合、毎日の練習を習慣づけさせることが非常に難しい。その子が本当にピアノを弾くのが大好きなお子さんの場合は、親から言われなくても自ら練習をするが、そのような生徒さんは10人に1人しかいない。残念ながら、ほとんどの生徒さんは、ピアノは好きだが、練習嫌いなお子さんばかりなのである。そして、そのほとんどが、

 

両親共働きで、子供の練習に毎日付き合ってあげられないケースなのである。

 

しかし、両親共働きなのに、そのお子さんは毎日練習している生徒さんもいる。それは、忙しくても子供との時間をちゃんと取ってあげていて、子供のピアノに関心を持っている親御さんだ。そしてその親御さんは、親を敬うように子供をきちんと躾し、それだけでなく、自分自身も何らかの形で努力する姿勢を見せている、親の背中をちゃんと見せている。この様な親御さんの下で育ったお子さんは、とてもしっかりしている。やはり、

 

子供は親の言うことではなく、親の「態度」や「行動」を見て学んでいる。

 

のである。

 

自身も何らの形で日々努力している親御さんを見ているお子さんは、努力する子供になる。毎日口酸っぱく「練習しなさい!」と言っても、なかなか練習しようとしない場合、親御さん自身がどうなのか、自分自身に問う必要がある。特に親御さんが、子供の頃に何か一つのことを長く続けて達成した、という経験がない場合、それを自分の子供に求めるが為、子供に高望みをするが為に口うるさくなり、ますます練習嫌いにさせていることもある。

 

「子供は親の鏡」と言われるように、子供の行動は親の行動そのものなのである。従って、

 

毎日練習させる一番の特効薬は、親自身も一緒にピアノを習うことである。

 

そうすれば、練習の大変さも分かり、子供の気持ちも理解できる。また、毎日練習する親を見て子供が触発され、その子供が毎日練習するようになった、というのは、実際にあった話である。

 

これは何もピアノでなくてもいいが、

 

親御さん自身も何か一つ、頑張ることを決め、それを子供と約束する

 

のもいい。これは実際に起こった話であるが、当教室の生徒さんのお母さんが、自分の母親、生徒さんから見るとお婆さんに当たるが、そのお婆さんは病気を治すように努力する、そしてその母親も自分も何か一つ頑張ることを決め、子供に伝えたら、その子供もピアノの練習を毎日頑張る、という約束を家族で決めたそうだ。

 

子供を変えるには、まず自身が変わることだ。また、それは自分自身を親として成長させてくれる絶好の機会なのである。

 

「言うは易く行うは難し」

 

という言葉があるが、昔の人は上手く言ったものである。それだけ、人間は行動を起こすのがどれだけ難しいか、人の本質を問うものだと思うが、変化を起こしている人達は、例外なく言うよりもまず、行動している人達なのである。

 

 

 

 

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