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習い事を沢山しても役に立たない理由

最近の子供達は習い事が多すぎることを以前にも記載しましたが、子供にあれもこれも出来て欲しいと欲張る親御さんが相変わらず多く、何故これが良くないのか分かっていらっしゃらない方がどうも多いように感じています。

 

当教室の生徒さんでも、習い事が多すぎると感じるお子さんがある程度存在しています。私が子供だった頃は、一番多い時期で習い事は3つで、当時のクラスの同級生を見ても多くてもそれくらいでした。ところが、最近のお子さんは、小学校に入ると習い事がすでに4つや5つを超える状態になっている子供がざらにいます。水泳、体操、バレエ、英語、学習塾、そしてピアノ.... こうなると毎日何かしら習い事が入っているので、子供が疲れてしまい、ピアノの日々の練習がなかなかできるわけがないんですね...。たった小学校1年生でこのような状態に陥っているお子さんがいますが、その子を見る度にとても気の毒に感じてしまいます。

 

しかし結局、「ピアノも弾けて、スポーツもできて、勉強もできるようにしたい...」と親御さんが望んだところで、結局はどれもこれも中途半端になることを考えないといけません。ピアノやバイオリンなど楽器の習得には日々の練習が欠かせないし、バレエや野球も普段練習を重ねている人だけが上級レベルの域、もしくはプロの域まで到達することができるのですね。

 

何でもできる子にしたい、という親御さんの気持ちは理解できますが、ご自身が子供だった頃のことを考えれば、このような考え方はただの幻想にしかすぎないことが分かるはずなのですが。にも拘わらず、きっと無意識に子供に過剰な期待をかけているかもしれません。

 

本当に何もかもできる子供、というのは、既に小さい時からかなり自制心があり、親の言うこともよく聞き、やるべきことをきちんとやれる子供だけで、実際、そのような子供は皆無といっていいと思います。特に10歳までのお子さんにとっては、遊びが重要なので、本能的に遊びを欲するのは当たり前。何故ならば、子供は遊びを通して社会性を育むからです。それを、習い事を多くした為にその欲望を押さえつけられ、勉強やら習い事でつぶされてしまうと、本来この年齢までにきちんと養っておかなくてはいけない社会性が欠けた子供になってしまいます。

 

私がもっとも驚いたあるお子さんの習い事は、ピアノ、バイオリン、フルート....と楽器の習い事が多すぎる子供でした。しかし、結局その子はどの楽器も中途半端でものにすることができませんでした。どの楽器もある程度の練習時間は必要であり、その全てに十分時間をかけることができないのは、冷静になれば分かるのですが、自分の子供となると、親御さんは分からなくなってしまうようですね。

 

 

 

 

 

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