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絶対音感の習得は親子で一緒に頑張って達成感を味わえる貴重な体験

当教室で最年少になる3歳の男の子が、今年の1月から絶対音感トレーニングを初めて早3か月が経ちました。

 

当初は、ご両親がピアノかバイオリンなど、何か楽器を始めさせたかったようですが、3歳児では何を習いたいのか判断もできないケースが多いので、まずは絶対音感をお勧めいたしました。(当教室では、たとえ幼児と言えども、ピアノを習いたいかの意志を確認しています。)この年齢は聴覚が非常に発達しており、絶対音感を持つことによるメリットをご説明したところ、ご両親も賛同して下さいました。

 

絶対音感トレーニングは幼児が対象であるため、そもそも本人の意志を聞いてやらせる類のものではありません。しかし、大抵の子供はまるで音当てゲームをしているような感覚で、喜んで参加してくれます。けれどもまだ幼児なので、反抗期に入って扱いが難しくなったり、気分的にやりたくないことが起こったり、駄々をこねたりすることもあり、決して全てが順調蛮風ではありませんが、苦労する分、それだけに、得る価値のあるものなのです。

 

従って、絶対音感トレーニングを始めるに当たっては、親御さんが最後までやり通すという覚悟が必要になり、こちらの趣旨を理解して、きちんとやって頂く人でなければ、続けるのは難しいと思います。絶対音感トレーニングは、ピアノを弾いたことのない親御さんでもできますので、やることは全く難しいことではありませんが、親御さんの継続力が問われるものです。従って、親御さんの生活が不規則で乱れていたり、忙しすぎる親御さんでは続けることは非常に難しいと思います。

 

幸い、この男の子のご両親はよくご理解下さり、何かあった時には必ず連絡を下さり、こちらがお願いしている通りに毎日4〜5回、トレーニングをやって下さっています。途中で嫌がったり、泣いたりした時がありましたが、今では2種類の和音を間違いなく聴きとれるようになりました。3つ目の音を習うのも、もうすぐですね!

 

絶対音感トレーニングにおいては、子供との接し方が重要になってくるので、まるで自分がその子供の子育てをしているような感覚になることがあります。また親御さんも人間なので、子供が嫌がってしまうと不安になったり、時に子供への対応の仕方が間違ってしまうこともありますが、その時には親御さんの心情を傷つけないように、こちらからアドバイスをさせて頂いています。そういう意味では、親御さんにとっても(そして私自身にとっても)、子供の接し方を学ぶとても良い機会になっているのかもしれません。

 

そして、絶対音感は、親子で一緒に頑張って努力して獲得できる数少ないものなので、親御さんにとっても、子供にとっても一生の良い思い出になります。こんな小さい時から、親も子も同じことに向かって何かを頑張ってやり抜く、という体験はなかなかありませんので、非常に貴重なものとなるでしょう。そして、絶対音感を身に付けた子供は一生の宝を得られることになり、今後の音楽活動がより豊かに、そして楽しくなり、自分にも自信が持てるようになります。

 

音楽を子供にやらせたいが、何をやらせたらよいのか分からない、と思っている親御さんは、まず絶対音感の習得を考えてみてはいかがでしょうか?ピアノやバイオリンは、ある程度大きくなってから習っても全く遅くありませんが、絶対音感は幼少時にしか身に付けることのできない、一生に一度のチャンスです。

 

ご質問等などございましたら、いつでもご連絡くださいね♪

 

 

| レッスンのこと | 15:52 | comments(0) | - | pookmark |
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