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音感がほとんどない重症の生徒さん

先日、30代の若い男性の方が、相対音感トレーニングを受けたいとのことで、体験レッスンに来て下さった。

 

普段、カラオケで歌を歌っており、しかもボイストレーニングにも通っている、しかも小さい時から数年間ピアノも習っていたということだったので、ある程度の音感があるということを想定に体験レッスンを行ったが、相対音感テストを行ったところ....

 

なんと全ての音が外れている!真ん中のドの音さえも間違っている!

 

という、ほとんど音感ゼロの超重症の方だった。そう、ドの音さえも聞き取れない状態だったのである。

 

これまでいろんな生徒さんに音感訓練をしてきて、かなりひどいと思われるお子さんにもトレーニングをさせたことがあるが、私がこれまで見てきた生徒さんの中で最も重症な生徒さんだった。ピアノを習っていて、しかもボイストレーニングもしていて、こういうことがあるのか、と思ったが、聞いてみると、ボイストレーニングのレッスンでは、歌を習うごとに音程を直されるだけで、音感訓練は行っていないとのこと。

 

「それでしたら、歌を歌うたびに先生について教えてもらわないと歌えないことになりますね。」

 

「はい、そうです。」

 

この方は、自分がどこで音を外れているのかも分からないそうだ。

 

「相対音感を身に付けておくと、応用力がつきますし、自分で好きな歌が歌えるようになりますよ。ただ、〇〇さんの場合は、音感がほとんどない状態ですので、かなり難しいケースですが、根気強く頑張れば身に付きますので、諦めないで頑張って下さいね。」

 

その方は、その日のうちにご入会頂いたが、何よりも私が驚いたのは、小さい時にピアノを習っていても、音感がゼロ状態の人がいらっしゃるということ。ピアノを習っていても、音感は自然に身に付くものではないことは分かっていたが、それにしても、この方のように、音楽をやっていても音感ゼロの生徒さんが実存するということ、そして、実際にそのような方が結構いるのではないか、ということを改めて認識させられた気がしたのである。

 

彼の場合は、これまで他の生徒さんに教えた教え方では通用しないので、音感ゼロ向けの方のためにトレーニングを変更することにした。私にとってもチャレンジであるが、やりがいがありそうだ。ご本人様もやる気満々なので、これからどうなるか、楽しみである。

 

 

 

 

 

 

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