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実践を沢山積んだ人はやはり上手くなる

昨年11月より、ピアノと英語を学んでいる大人の生徒さん対象の英語グループレッスンを月1回行っているが、これは読み・書き・話す、がかなり多く、内容が非常に濃い。参加されている生徒さんのほとんどは英語初心者だが、英語を学んでいても、実践となるとほとんど分からない、言いたいことさえも伝えられない、ということを実感されているようだ。

 

これは、やはり普段から英語を使わない、英語を学んでいても、机上の学問だけで、普段から実践していないことへの現われである。日本は巷に英会話スクールがこれだけ溢れているにも関わらず、英語がちっともできるようにならないのは、自ら積極的に英語を話す環境を作らないからである。

 

大人のレッスンでありがちなのが、自己満足で済ませてしまうこと。ピアノでもそうだが、人前で話したり、演奏したりしようとしない人は、失敗をして恥をかいたり、悔しい思いをする経験をしないので、ピアノでも英語でも向上心がなくなってしまうのだ。結果、ある程度、自分の満足の行くレベル(とは言ってもちゃんと使えるレベルになっていないのだが)に行くとそれで終わってしまうか、そのレベルに甘んじてずっと留まってしまうケースが多い。

 

ピアノの場合、普段から発表会など積極的に出て演奏する人とそうでない人は、やはり上達に大きな開きがあると感じている。ピアノの場合、やはり人の前で演奏できてなんぼのものである。普段から家で熱心に練習をしていても、いざ人の前で演奏となると実力が発揮できない人がいるが、それは自分一人で弾いている時と、人の前で弾いている時とでは、環境や心理的状況が全く異なるから。

 

自分だけのために弾く場合、誰も批判したり、褒めてくれる人もいない。そこには反省も学びもないので、ある程度弾けてしまったら、ああ、よかった、とそこで終わってしまう。ところが、人前で弾く場合は心理的プレッシャーが大きく、自分が思ったように弾けない、あんなところで失敗してしまったから恥ずかしい、曲の最後で気を抜いてしまい、せっかく上手く言っていたのにダメになった、など、周りの目を気にするがために、色々と反省点や口惜しさが溢れてくる。

 

しかし、そうやって失敗や恥を重ねてこそ、ピアノは上達するのである。口惜しさがなければ、もっと上手くなりたい、という反骨精神も育たない。これは高齢者や若い人にも関わらず、人前での演奏経験を積んでいる人は皆、そう感じているようだ。私も驚いたが、70代の生徒さんでも発表会で上手く演奏できなかったりして、ひどく悔しがっていた方がいらっしゃった。やはり皆さん、上手くなりたくてピアノを習っているのである。そういう気持ちを持っている方は、次回の発表会こそは、と普段の練習にもますます身が入り、結果、上達していくのである。

 

この様な理由から、当教室ではピアノを習っている生徒さんには積極的に人前で弾くように推奨している。英語も同じである。当教室では時間の関係上、普段のレッスンと月1回のグループレッスンを提供するのが精一杯なので、後は各自で積極的に英語を話す環境を作って頂く必要がある。

 

ピアノも英語の上達も、所詮、全ては実践に関わってくるのである。

 

 

 

 

 

| ピアノ・英語・音楽全般 | 14:58 | comments(0) | - | pookmark |
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