梅雨時の体調管理

今年の関東は、観測史上、最も日照時間が短い梅雨とのことで、風邪をひいたり、体調を崩す方が周りで結構見かけます。当教室の生徒さんのほとんどは、体調を崩さないで毎週元気でレッスンに来ていますが、一部の方は普段あまりひかないのに風邪をひいて長引かせたり、中には連続で体調不良が続き、レッスンをお休みされる方がいらっしゃいます。

 

私はここ最近、体と栄養についても勉強をしているのですが、最近は子供でも体調が悪い、また、20代や30代の若い大人や私の知り合いでも体が毎日だるい、など、言う方が増えているような気がします。中には癌を患い、再発になって最近入院された方もいらっしゃるのですが、その方々の生活を伺うと、例外なく、不規則な生活と間違った食生活に原因があることが分かります。

 

同じ環境に住んでいて、体調を悪くする人とそうでない人がいるのは、その人が生来持っている体質や遺伝などではなく、ほぼ8〜9割が生活習慣だということをご存じでしょうか?そして、そのほとんどの方が間違った食生活、不規則な生活をしています。

 

私自身はこんな梅雨空が毎日続いても体は絶好調です!それは、肉や魚を控え、最近では野菜や果物などの食物繊維をもっと沢山取っているからなんですね。ベジタリアンというわけではないですが、これを試してからはあまりに体調が良いので、肉や魚をあまり食べたいと思わなくなり、今では週1〜2回程度になりました。

 

私が生まれた時は、コンビニエンスストアがまだなかった頃でしたが、今の子供達の時代は既に生まれた時からコンビニがあり、ファストフード店も沢山あります。スーパーへ行くと添加物が沢山はいったお惣菜や加工食品が沢山出回っています。今の子供達の食生活は、添加物にまみれているのです。そして、野菜などの食物繊維が圧倒的に不足しており、もうアメリカのレベルとほぼ同じレベルに達しつつあり、今ではもはや癌が死亡原因の1位になっています。

 

私の子供の頃は、既にファストフード店やファミレスはありましたが、私の母はそういうものを一切食べさせてくれませんでした。冷蔵庫には甘いジュースや清涼飲料水などは全く入っておらず、牛乳さえもありませんでした。(ちなみに牛乳は体に良くありません!お子さんにも飲ませないようにしてください。既に20年ほど前のアメリカの研究で牛乳や乳製品は癌を促進するという結論が出ています。)なので、私は中学、高校になってもマクドナルドやケンタッキーで食事をしたことがなく、他の同級生やお友達がよく行っているのを見て羨ましいなぁ〜、と思っていたのですが、今となっては、大きな病気も癌にもかかったことがなく、元気でやれているので、親に感謝しています!

 

今は共働きの親御さんが多く、毎日の食事が大変かと思いますが、外食やお惣菜、冷凍食品、コンビニに頼っていることが多いと、お子さんの将来にツケが回ってきます。将来、大きな病気にかかり、医療費を払い続ける生活になってしまいます。私の周りで癌になってしまった人は、子供のころからそのような食事生活をしていました。そして、10年経っても医療費をずっと払い続けています。なので、多少面倒でも、週末に作り置きをしておくとか、できるだけ手作りのものを食べさせたいものですね。

 

私の場合は、小さい頃から親がそういうものを食べさせなかったので、今になっても甘いジュースが飲みたいとか、ハンバーガーが食べたいだとか、そういう欲求がほとんどありません。小さい頃の食生活は、大人になっても影響してきます。健康で元気な一生を送りたいのであれば、小さい時からそのように習慣づけることが大事になってきます。

 

地球は既に温暖化の影響で、異常気象が今後更に悪化していくものを思われますが、その中でも健康でいられるには、正しい食生活

規則正しい生活、これしかありません。

 

 

 

 

 

 

 

| 人生・子育てについて | 14:41 | comments(0) | - | pookmark |
ほめると子どもはダメになる

「うちの子は褒めると伸びるタイプなので、褒めてあげてください。」

 

この様な発言をされる方がたまにいらっしゃる。聞かされる方は一瞬、「えっ!?」とたじろいでしまう。何故なら、褒める褒めないは人から言われてすることではないし、褒めて伸びるタイプかどうかはこちらで判断することだからだ。

 

これまでの経験上、残念ながらこのような発言をされる親御さんは、お子さんを甘やかしているケースが多い。子供を甘やかしすぎて真実が見えなくなっているため、第3者からどのように見られているのか分からないのだ。

 

私が考えるには、ただ褒めるだけで伸びる時期というのは、幼児期であると考える。幼児はできないことが沢山あるからだ。それでほんのちょっとでもできるようになったら、むちゃくちゃ褒めると、ほとんどの子供はやる気がでる。

 

しかし、これはあくまで家庭でのお子さんの躾がちゃんとできている場合のみである。

 

躾がちゃんとできていないお子さんの場合は、挨拶もそこそこで、レッスンの間も落ち着きがなく、ぐずったり、わがままが多い。親御さんはオロオロするか、言っても厳しい口調では注意しない。このようなお子さんは、褒めてもなだめても言うことを聞かない。何故なら、そもそも親の言うことを聞かないからである。(現在、当教室では体験レッスン時に入会テストをしているため、このような生徒さんはいない。レッスンが成立しないものに対してお金を頂くことができないことと、生徒さんにとってはお金と時間の無駄になるだけだからである。)

 

厳しさがあるから、子供は褒められるとそれに反応するのである。いつも甘やかされ、褒められることしかされないお子さんは、先生から褒められてもあまり反応しない。つまり、

 

マイナス(厳しさ)があるから、プラス(褒める)が活きてくるのである。

 

先日、本屋さんにいったら、このような本を見つけた。

 

「ほめると子どもはダメになる」

 

昨今、褒める子育てがマスコミなどでよく取り上げられるので、何て斬新なタイトルなのだ、と思った。この本によると、日本の子供の場合、ダメになることが多いと書かれている。海外とは事情が違うからだ。中身を読んで見たら、なるほどと思われることが多い。

 

私はアメリカに10年程住んでいたので、向うのご家庭の子育てを拝見することがあったが、日本人がよく誤解しているのは、アメリカは褒める子育てをしている、ということだ。とんでもない!

 

アメリカの家庭の多くは、子供が悪いことをすれば体罰は当たり前、それから、子供が親の言うことを聞くように大変厳しく躾けられる。それを考えれば、アメリカ人は褒める時にはなぜあんなに大袈裟に褒めるのだろう、ということがよく理解できる。

 

この本の中に、アメリカと、確かフランスだったが、日本と比較して、子供が親の言うことを良く聞くことを望む親が、欧米では80%前後なのに、日本ではたったの12%くらいなのだ。親の言うことを良く聞かない子供は、先生や他の大人の言うことを聞くことはまずない。この様なお子さんは、学校の成績もあまりよくなく、社会に出ても成功することはない。

 

また、子供に体罰は必要か、の質問に対して、欧米ではほぼ70%くらいに対して、日本はわずが10%程度。

 

これらの統計を見れば、日本の子育てがいかに甘いものかがおわかりになるであろう。

 

日本では虐待になるから、と子供への体罰が否定的な親御さんが大変増えてしまったが、では欧米ではどのような時に子供に体罰をするのか?それは、家庭や他人との約束事やルールを破った、人に迷惑をかけた、人として間違った行動をとった時、だそうである。行儀が悪いお子さんに対しても体罰をする親御さんも多い。しかし一方で、子供ができないことに対して(例えばサッカーが上手くできない、フォークが上手く持てない、など)は決して叱らないそうである。

 

今の日本はどちらかというと、子供ができないことに対して親がイライラして怒鳴ったり、手を上げたりすることが多く、人との約束を破ったり、人に対して悪い言葉を使ったり、行儀が悪いことに対しては大変甘いのではなかろうか?

 

本来、叱ってはいけないところで叱るから、日本人は大人になってもどこか自分に自信がない、性格が卑屈になっている人が多いのではなかろうか。

 

当教室では、小学校に上がったお子さんの場合は、決して褒めるだけのレッスンはしない。私は、厳しさと優しさのバランスが重要であると考えている。もちろん、子供ができないことに対しては決して叱ることはないが、ピアノの練習をさぼった場合は叱る。何故なら、それは入会時の先生との約束だからだ。

 

指導者はただ優しいだけでは、決して子供のためにならない。それに、何でもない所で褒めたところで、敏感なお子さんの場合は、それが本当に褒めているのかそうでないのかは、見抜かれるのである。指導者として、信頼されるべき人であるには、やはり嘘はいけない。いい時はいい、悪い時は悪い、とはっきり言える指導者でなければ、生徒さん、親御さんからの信頼は決して得られないと思うからだ。

 

| 人生・子育てについて | 16:24 | comments(0) | - | pookmark |
習い事を沢山しても役に立たない理由

最近の子供達は習い事が多すぎることを以前にも記載しましたが、子供にあれもこれも出来て欲しいと欲張る親御さんが相変わらず多く、何故これが良くないのか分かっていらっしゃらない方がどうも多いように感じています。

 

当教室の生徒さんでも、習い事が多すぎると感じるお子さんがある程度存在しています。私が子供だった頃は、一番多い時期で習い事は3つで、当時のクラスの同級生を見ても多くてもそれくらいでした。ところが、最近のお子さんは、小学校に入ると習い事がすでに4つや5つを超える状態になっている子供がざらにいます。水泳、体操、バレエ、英語、学習塾、そしてピアノ.... こうなると毎日何かしら習い事が入っているので、子供が疲れてしまい、ピアノの日々の練習がなかなかできるわけがないんですね...。たった小学校1年生でこのような状態に陥っているお子さんがいますが、その子を見る度にとても気の毒に感じてしまいます。

 

しかし結局、「ピアノも弾けて、スポーツもできて、勉強もできるようにしたい...」と親御さんが望んだところで、結局はどれもこれも中途半端になることを考えないといけません。ピアノやバイオリンなど楽器の習得には日々の練習が欠かせないし、バレエや野球も普段練習を重ねている人だけが上級レベルの域、もしくはプロの域まで到達することができるのですね。

 

何でもできる子にしたい、という親御さんの気持ちは理解できますが、ご自身が子供だった頃のことを考えれば、このような考え方はただの幻想にしかすぎないことが分かるはずなのですが。にも拘わらず、きっと無意識に子供に過剰な期待をかけているかもしれません。

 

本当に何もかもできる子供、というのは、既に小さい時からかなり自制心があり、親の言うこともよく聞き、やるべきことをきちんとやれる子供だけで、実際、そのような子供は皆無といっていいと思います。特に10歳までのお子さんにとっては、遊びが重要なので、本能的に遊びを欲するのは当たり前。何故ならば、子供は遊びを通して社会性を育むからです。それを、習い事を多くした為にその欲望を押さえつけられ、勉強やら習い事でつぶされてしまうと、本来この年齢までにきちんと養っておかなくてはいけない社会性が欠けた子供になってしまいます。

 

私がもっとも驚いたあるお子さんの習い事は、ピアノ、バイオリン、フルート....と楽器の習い事が多すぎる子供でした。しかし、結局その子はどの楽器も中途半端でものにすることができませんでした。どの楽器もある程度の練習時間は必要であり、その全てに十分時間をかけることができないのは、冷静になれば分かるのですが、自分の子供となると、親御さんは分からなくなってしまうようですね。

 

 

 

 

 

| 人生・子育てについて | 21:31 | comments(0) | - | pookmark |
物の豊かさよりも心の豊かさが大事〜世界一貧しい大統領ムヒカ氏から考えさせられること〜

先週末に放映されたウルグアイの大統領、ムヒカ氏の特集を見ていた方もいらっしゃると思いますが、お金や学歴をひたすら追い求める日本人の生き方に警鐘を鳴らすものだと感じました。

2014年のアメリカの調査では、日本は先進国の中で最も不幸な国民だという結果が出ています。日本人の多くが幸せを感じないのは、私達の多くがお金や物をより多く得ることで幸せになるという誤った価値観を持ち続けていることに起因しているとムヒカ氏は述べています。また、そういった親の価値観を子供達に押し付けている結果、若者も幸せや希望を感じていない状態になっています。いい大学に入れば良い就職先に恵まれるという幻想をベースに、子供達を塾に放り込んで勉強漬けにし、学校では部活に明け暮れ、自分の時間さえもゆっくり持てない若者達を見ていると、どうやって彼らに希望を持たせることができるのだろうかと考えてしまいます。

また、ピアノ教室の現場でも、本来ならば、心を豊かにするはずのピアノレッスンが、他の多の習い事と一緒に、まるでお受験の一環として考えている親御さんが増えており、子供に負担をかけているケースがあることも否めません。当教室のホームページでは、ピアノを習うことの効果を謳っていますが、本来、ピアノレッスンは、音楽が好きだから、ピアノが習いたいからならうべきものなのに、頭が良くなるからとか、勉強ができるようになるかもしれないから、だとか別の理由で習わせるのは本末転倒です。


ムヒカ前大統領は、消費社会が私達をコントロールしているのだ、と述べていますが、同時に日本の学歴社会が親御さん達をコントロールしているのだ、とも言えます。

人として幸せを感じるのは、その人がその人らしい生き方をすることであり、親の考える生き方や価値観を押し付けたり、周りと同じような生き方をすることではありません。

私達が本当に幸せになるためには、これまで築いてきた既存の考え方を根本から改める必要があるのではないでしょうか。下記のムヒカ氏のスピーチがありますので、是非ご覧下さい。

 

ムヒカ大統領【世界で一番貧しい大統領】スピーチ 全文  

| 人生・子育てについて | 12:53 | comments(0) | - | pookmark |
ハンディは強力な武器になる

ラグビーW杯のアメリカ戦、日本は見事勝利し、日本ラグビー史上初めて3勝をあげましたが、惜しくもベスト8には入れませんでした。それでも、これまで弱小だった日本ラグビーをここまで底上げできたことは大きな貢献だと思うし、何よりもこのW杯をきっかけにラグビーファンの日本人が増えたことは、今後のラグビー界の将来にとってとても良かったことではないでしょうか。

 

フットボールが盛んなアメリカに滞在していた頃、友人につられてフットボールを観戦したことは何度かありましたが、まさか自分がラグビーの試合をこんなに真剣に見るとは思いませんでした。他の方達も同じ様な状況ではなかったかと思います。

 

このラグビーの何がそんなに人を惹きつけたのか、強豪の南アフリカ戦の土壇場での勝利もあったと思いますが、それよりも、外国人選手達の巨体に向かって、体格の小さい日本人が自分達の不利な部分を強みとして、全力でぶつかってきたことではないでしょうか。

 

ラグビー、フットボールや格闘技の様な競技は、やはり体格の大きい方が有利だそうですが、今回、日本人の試合を見て改めて認識したことは、ハンディキャップは武器になる、ということでした。もし日本人選手が、体格の大きい外国人選手に対してまともにぶつかっていたら、決して勝利はしなかったでしょう。けれども、体格的に不利な状況を逆手に使って、低いタックルを使うという独自の戦略を歩み出すとは、これは日本人だからこそ考えられたことであり、体の大きい外国人選手には思いもつかないし、やろうとしてもできないことだと思います。どんな状況にでさえ、勝てるにはどうしたらよいのか、真剣に考え、それを目指して努力すれば、必ずどんな巨人でも打ち破ることができる、ということを日本ラグビー選手達が証明してくれた。ここに、日本人の皆さんが惹きつけられたのではないか、と勝手に推測しています。

 

この話をすると、ふと思い浮かぶのが、障害を持っているにも関わらず、健常者以上に活躍されている方を思い出すが、音楽界においては、目の見えないピアニスト、辻井伸行さんであろう。私が思うに、彼は目が見えない分、空間把握能力や聴力が健常者よりも発達しているのではないかと思う。だから、目が見えなくても、楽譜が読めなくても、ピアノがあそこまで弾けるのである。

 

また、もう一人の例としては、名前を忘れてしまったが、確か台湾か韓国出身で右指が3本しかないピアニスト少女をテレビで見たことがあり、非常に驚いたが、障害をものともせず、まるで5本指がある人と同じ様に弾いていた。

 

ここまで来るのに彼らは相当な努力をしたと思うが、障害者でも健常者と同じ様に、いや、健常者以上にできることを証明してくれたのである。

 

ピアノのレッスン生達を見ていると、手が平均よりもちょっと小さい人、親指が短い人、高齢になってからピアノを始められてテンポの速い曲がなかなか弾けない方、など実は皆さん、様々なハンデを持っていらっしゃる。しかし、そのハンデを無くそうとして努力しても無意味なだけであり、むしろ、その弱点を活かして、又は他にもっている強みを活かして、そこを伸ばしていくべきである。手が小さくでオクターブが届かないのに、一生懸命手を広げて練習しても手が大きくなるわけではないし、また、高齢の方で若い人達と同じ様に速く曲を弾きこなすことを目指しても、加齢で体力が衰えるのはどうしようもないことなので、そんなことで時間を無駄にするよりも、長い人生経験、という武器を使って、人にじっくり聴かせる曲をゆっくり弾いた方が本人ももっと楽しめるし、上達すると思う。実は、テンポの速い曲よりも、テンポの遅い、じっくり聴かせる曲を弾きこなす方が難しいことをご存知であろうか?

 

子供や若い世代の人達は、どちからというと楽しくてテンポの速い、弾き映えのする曲を好む方が多いが、じつはテンポの遅い曲の方が習得が難しいのである。ゆっくりした曲を、聴衆に飽きられることなく聴かせるのはかなり難しく、特に人生経験の少ない子供には無理であろう。大人だからこそできることがあるのである。

 

今、皆さんが取り組んでいることに対して、何が課題になっているでしょうか?何が弱みでしょうか?何か目の前に大きな壁があって、それが乗り越えられないように感じていますか?無意味な努力をしていませんか?克服するにはどうしたらいいのでしょうか?自分の強みは何でしょうか?一度、真剣に考えてみて下さい。真剣に考えないと、答えは見えてきません。多くの人達が諦めてしまうのは、真剣に悩んで考えないからです。日本ラグビー選手達の様に、自分達の問題を正面から向き合い、それを克服する努力は、何も彼らだけに与えられた特権ではなく、人生の様々な場面に置いて、私達1人1人にも与えられた特権ではないかと思います。

 

勇気を与えてくれた日本ラグビーに改めて感謝です。皆さんも、諦めないで頑張って下さいね!

| 人生・子育てについて | 15:26 | comments(0) | - | pookmark |

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