新型コロナウィルスの影響で今週いっぱい臨時休講になりました

先週土曜日に行われた安倍総理の記者会見を踏まえ、当教室は今週いっぱい、臨時休講にすることにいたしました。

 

突然の全国の学校閉鎖という発表に戸惑われた親御さんも多いと思います。なので、当教室は当初は今週も開講する予定でおりましたが、周りの塾やスイミングスクールなどの状況を調べると、ほとんどの塾や習い事が1週間休みを取っていたため、致し方なく当教室も休講にすることにいたしました。

 

正直、今回の安倍総理の決断はあまりに唐突で無計画、何故全国の学校を対象にしないといけないのか理解できませんが、当教室で万一、感染者が発生し、そこから拡大が広がった場合、他の習い事は閉講しているのに、何故この教室だけ開講にしたのだ、という非難を免れることはできません。ここは残念ながら日本ですので、皆一律、同じ行動を取らないと何かあった時にものすごい非難の標的となります。

 

経営するということは、こういう所まで見据えて事を判断しないと致命傷になりかねないので、今回は難しい決断でしたが、生徒さんの安全と健康のため、月曜日に急遽、休講することにいたしました。

 

生徒さんやご父兄には突然のご連絡となってしまいましたが、幸い皆さんがご理解して頂き、苦情も一切なく、休講することができています。しかし、子供がレッスンを楽しみにしていたので、すごくがっかりしています、というお声をご父兄から頂いた時は、さすがに心苦しくなりました。

 

学校の閉講になり、全ての習い事が閉鎖になってしまったので、ピアノレッスンが唯一の楽しみだったのでしょう。それを月曜日に急遽、休講にしてしまったので、本当に申し訳なく思っています。

 

来週以降のレッスンは、特に急激な感染拡大もしくは政府・自治体から外出禁止令などが出ない限りは開講する予定です。早くも来週のレッスンを楽しみにしている生徒さんが多いので、忙しくなりますが、頑張ろうと思います!

 

 

| レッスンのこと | 14:42 | comments(0) | - | pookmark |
レミファソラがドレミファソに聞こえた?!

音大卒の生徒さんに相対音感トレーニングをしていた時のこと。

 

移動ドのトレーニングを始めて2ヵ月程になるが、これまでずっと固定ドでやってきたため、途中で固定ドの読み方に引っ張られたり、視唱している途中で音が突然ハ長調の音に変わったり、と、移動ドになかなか慣れず、抵抗感を感じているようだ。

 

子供の時から移動ドで教えられていれば、今そんなに苦労することもないのだが、音大を卒業して数年たった大人の生徒さんとなると、慣れるのに時間がかかる。

 

違える度にその生徒さんは、「あ〜〜っ!」「またやっちゃった〜!!」などと叫び、大層がっかりしているようなのだが、先日のレッスンでは、初めてニ長調の簡単な聴音を行った時、「最初の2小節が一瞬、ドレミに聞こえました。」とおっしゃった。

 

一瞬であれ、これは大変良い兆候である。これまでレミファソラがレミファソラしか聞こえなかったのが、ドレミファソで聞こえたのだ。残念ながら、その後の残りの小節ではまた混乱がおこり、上手く聞き取れなかった音があったが、進歩が少し見えてきたようだ。

 

しかしまだ始めて数か月も経っていないので、固定ドの概念から抜け出すのにはもう少し時間がかかるだろう。そこで、今回は与えた課題を、移動ドでも抵抗感を感じなくなるまで練習するように伝えた。この積み重ねで少しずつ、固定ドのアレルギーから解放されるだろうと思う。

 

日本では音楽の授業や音楽教室で移動ドを教える所がほとんどないため、大半の人はこの生徒さんのように音感がない、移調ができない、などの問題を抱えている。しかし、当教室の大人の生徒さんで唯一一人だけ、転調してもドレミファソに聞こえる、と言っていた方がいた。彼女は音感訓練を受けたわけでもないのだが、たまたま良い耳を持っていたのだろう。しかし、良い耳を持っていても、それが良い相対音感を持っているとは言えない。現に彼女は複雑な楽曲になると音が聴きとれず、間違った音も認識できない状態だった。

 

当教室ではこのような大人を一人たりとも生み出さないように、7歳以上の生徒さんは全員、ピアノレッスンと同時に相対音感訓練も行っている。子供でも抵抗なく、やさしい所から初めているので、子供達は「楽しい!」と言って、積極的に音感訓練を受けてくれているようだ。レッスン時間のほんの5分くらいで済んでしまうが、この5分が大きな違いを生み出すのである。

 

 

 

| レッスンのこと | 15:07 | comments(0) | - | pookmark |
人間は誰一人としてオンチはいない 〜着実に上達している超オンチの生徒さん〜 

現在、当教室では20〜30代の大人の方達が相対音感トレーニングを受講している。その中に去年書いたブログにも少し述べているが、音も全く取れない、正しい音程を声にもまったく出すことができない、重症のオンチの生徒さんがいらっしゃる。しかし、発表会の後、その方の上達が目覚ましいのだ!

 

最初は、普通のハ長調のドレミファソさえ声にまともの出せず、音を外しっぱなしだったのだが、ここ最近は、24調に転調してもかなり歌えるようになった。また、音を外していることさえ自覚がなかったのが、それが自分でも分かるようになり、自宅でもより効率的に練習できるようになったようだ。

 

最初は、これをやらせるだけでかなりの時間を要するかと思ったが、意外と早く成果が現れており、私自身も驚いている。

 

但し、音の聴き取りはまだ完全にはできず、今は一つずつ音を増やしながら毎回のレッスンで聴きとりのトレーニングをさせている。今は3つの音が聞き取れるようになり、5〜6つのメロディーでつないで弾いても100%正確にとれるようになった。

 

正直、体験レッスンに来られた時は、これまで当教室で教えたことのなかった超重症の生徒さんだったので、私にできるのだろうかと思ったが、今は引き受けて良かったと思っている。その生徒さん自身もだいぶ自信がついてきたようで、声質もだいぶよくなってきた。

 

ここで一つ実感として分かったことは、人間は誰一人として音痴な人はいない、ということである。その人が音痴なのは、音のイメージが頭にない、そして、声の出し方が分からないだけで、これらを訓練し続ければ誰でも音痴は克服できるのである。また、音痴だけでなく、音の判別もできるようになり、耳で聴いただけで自分で音に合わせてうたえるようにもなるのである。

 

また、当教室には音大卒の生徒さん達も通っており、音大卒の方はさすが音大を出ているだけあって、一般の人達と比べて音をほぼ正確に声にだせるが(素人耳には音痴だとはほぼ分からない)、時々音がずれたりして決して完璧ではない。また、意外と単純なハ長調の単旋律が聞き取れない、転調になると分からなくなるという問題を抱えている。

 

相対音感の場合は、音と音の距離を測って音を取らなくてはいけないのだが、正確に距離が取れない為に音の判別に苦労し、声にも正確さを欠けてしまう。相対音感を強化するにはこの部分を訓練しなくてはいけないのだが、多くの巷の練習方法でやられていることは、ただやみくもに歌を歌ったり、聞き取りをするだけではなかろうか?こんなことをしていても意味はないし、時間を浪費するだけで、結局何も身に付かないのである。

 

音感訓練は年齢が低ければ低い程良いのだが、20代、30代でもまだ伸びしろがあるので、諦めないでいただきたい。また、相対音感は、その気になれは、40代以上でも全く可能で、先日ご入会された50代の生徒さんも、来週のレッスンから相対音感トレーニングを始められる。ピアノの演奏に自身がない、音の違いがピアノを弾いても分からない、などの問題を抱えている人は是非受講頂きたいと思う。

 

 

 

 



 

| - | 21:40 | comments(0) | - | pookmark |

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